会社などの定期健診で注意コメントが記載され始めたら要注意
40歳以上になると会社などの定期健診結果で何らかの注意コメントが記載され始めます。
その場合は積極的に人間ドックを受けることをお勧めします。
はっきり言って会社の定期健診は身体の悪化予兆をつかむもの。
詳しくは人間ドックで調べることが必要です。
注意コメントだけではいつもと変わらない生活が続きます。
痛みがない場合は積極的に受診はしないですね。
生活習慣病は症状は悪化していきますがほとんど痛みを感じることはありません。
遺伝や体質の違いによってやや違いはあるものの
生活習慣病は食習慣や運動習慣などを原因とする病です。
厚生労働省は次のように規定しています。
◎『生活習慣病』について
生活習慣が原因で起こる疾患の総称。重篤な疾患の要因となる。
食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し
発症の原因となる疾患の総称です。
以前は「成人病」と呼ばれていました。
成人であっても生活習慣の改善により予防可能で
成人でなくても発症可能性があることから
1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。
日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患、更に脳血管疾患や
心疾患の危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症など
いずれも生活習慣病であるとされています。
[出典:厚生労働省:eヘルスネット]
だから、1年に1回、人間ドックで1日とって冷静に
自分の身体全体をチェックすることが大事です。
少なくともその日と診断結果報告書をもらった時は
真剣に自分の身体のことを見直す習慣がつきます
筆者は40歳から数年に1回、50歳を超えた時点で
毎年人間ドックを受診する習慣がつきました。
40歳を過ぎたころは脂質異常症そして高脂血症とのコメント。
49歳の時、更に脂肪肝を指摘されていたのですが
つぎのコメントでした。
「このまま様子を見てもかまいませんが、1年後に再検査してください」
そして「定期的な運動が必要です」と。
この「このまま様子を見てもかまいませんが~」
に油断しました。少し運動すれば大丈夫と。
それでフィトネスクラブで毎週2回運動することを習慣化。
これによってほんの数キロだけ減量化することができました。
結果として思うことは、実はこれだけではダメ
で抜本的治療には程遠いのでした。
この時点で食生活等を全面的に見直す必要があったのです。
肝臓が脂肪で溢れアップアップの状態なのですから。
それが続くと何が起きるか。
その原因は何かについてもっと厳しく指摘し
指導すべきだと思うのですが。
しかし現在の医療ではそこまでは無理。
なぜなら本人の食生活と運動不足が原因だから。
よって自分が警戒しそれらを見直す必要があるのです。
まして人間ドックを受けなかったら
真剣に考える機会すら失います。
だからこそ少なくとも2年に1回
できれば1年に1回人間ドックを受ける習慣が大事ですね。
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