毎週1~2回の森林浴をする習慣を
◎森林の中を歩くとすがすがしい気分になる理由
晴れた気持ちの良い日差しの中、森の中を散策すると気分も落ち着き空気も美味しく感じることが多々あります。
身体も元気を取り戻した様に感じます。そうした森林の散策の後、温泉に浸かったらもう気分爽快です。
森林浴で感じる凛とした香りの成分を「フィトンチッド」といいます。
旧ソ連のボリス・キートン博士が発見しました。
傷ついた樹木の皮が、他の菌に侵されることなく回復する現象を発見し、その働きをする揮発性物質を見つけ出しました。
それを「フィトン(植物)チッド(殺す)」と名付けました。
◎人間にもたらすフィトンチッドの効果とは
- 血圧・心拍数の安定
- 自律神経を正常に戻す
- 気持ちを落ち着かせリラックス・リフレッシュする
- 快眠効果
すがすがしい森林の空気を精いっぱい吸って自然に自己免疫力をアップしてくれる森林浴は身近な健康法なんですね。
◎日常生活に森林浴を取り込む習慣を
森林に接する機会がない大都会では、毎日の緊張した仕事に明け暮れストレスがたまる一方です。
閉鎖空間で考え込むとうつ病になってしまいます。
大事なことは精神のリフレッシュ。
ウォーキングを兼ねての森林浴は最適な健康増進対策でもあるわけです。
東京都心から近くの高尾山へ沢山の人が登山しに行っているのも頷けます。
山の登り下りはスポーツジムでスクワットしているのと同じでしょう。
◎森林の中で呼吸し身体を使い汗を流すことが健康法
森林近くに住んでいらっしゃる方、特に農業を営んでいらっしゃる方は元気で長生きされています。
その要因は日常的に森林浴を無意識の中されていることではないでしょうか。
野菜中心の食生活をされていることも元気で長生きの原因のひとつでしょう。
実際に私自身も、この5年間森の中でその空気を吸い汗をかく作業を続ける機会を得てきた結果、その森林浴の効果を実感しています。