体重・血圧、記録していますか?
自分で測れる項目も大切ですが、医療機関でしか測れない項目も忘れずに。
健康診断や人間ドックで各種の検査を定期的にしてもらいましょう。
特に一番重要と思うのが血管の超音波検査(エコー)検査です。
この記事では体験談をまじえて超音波検査(エコー)検査の重要性について紹介します。
血管の詰まり具合が分かるエコー検査
血管が詰まっているかどうかは私達では分かりません。
痛みはないですし、血管が固くもろくなったり、血流が悪くなったりしても見えません。
最悪の場合、脳梗塞・脳出血・一過性脳虚血発作・心筋梗塞・狭心症・虚血性心疾患など重篤な症状になってから救急車で運ばれます。
超音波検査(エコー)検査は高精細の断層像・微細な血流まで可視化できるさまざまな新技術が登場し、血管疾患に対して利用価値が高いものです。
高齢化とともに動脈硬化疾患が増加し、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓による疾患予防の観点から需要が増えたなどの理由により急速に普及してきました。
脂質異常症・高脂血症・脂肪肝の人は頸動脈エコーを
救急車で運ばれると、入院、もう手術しか無いという状態になっていることが多いです。
そうなる前に、頸動脈エコーを1年に1回行いましょう。
既往症がある場合は、治療目的で検査申し込みすると健康保険が使えます。
コレステロール値が高く気になる人は、この検査ができる人間ドックを受診するといいでしょう。
【実体験】気付かなければ死が待っていた!?
超音波検査(エコー)検査に救われた実体験をお話します。
私のかかりつけ医が血管エコー検査の機械を導入していました。
あるとき血液検査結果では血管のエコー検査までする必要はないが、「念のため検査しておきましょう」と初めて検査を受けました。
結果はなんと!厚くプラークが溜まっている状態とのこと。
もしこの超音波検査(エコー)検査が無かったらきっと近いうちに救急車で運ばれていたでしょう。
半身不随か歩行障害か言語障害か死亡か、考えるとゾッとします。
検査して頂いたかかりつけ医に感謝しています。
以後、毎年の定期検査とその検査結果の説明書を記録保管し改善に向かって治療する方法を自ら調査することにしました。
まとめ:超音波検査(エコー)検査を定期的に行いましょう
血管・血流は自分で確認できません。
痛みなどの自覚症状も無いため、気付いたら倒れていた、なんてこともあり得るのです。
特に病気持ちの方は頸動脈の超音波検査(エコー)検査は必須です。
私自身、超音波検査(エコー)検査のお陰で命拾いしました。
皆さんも定期的に検査を行い、身体の中の状態を知っておきましょう。
また、真島クリニック院長の本『脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因 動脈硬化は自分で治せる 』もぜひ読んでみてください。